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2022.04.08 SIMPLE NOTE
これから建てるべき家とその理由

10年後の未来って、
何となく想像できますが、
100年後はと言われると、
遠い未来なのでピンとこないかもしれませんが、
最悪のシナリオをたどった場合、
・世界の平均気温が現在より4℃程度上昇
・海面が上昇
・気候変動による異常気象の発生
・食糧生産量の減少により、地域的な食糧危機が発生
・多くの種が絶滅
などが予想されています。

そして、日本個別でも、
・4℃程度気温が上昇
・伝染病の蔓延、感染症の拡大
・生態系の異変
現在の自然や文化を維持するのが不可能になり、
人の健康に様々な影響を及ぼす、
と予測されています。

このような予測を受けて、
現在、温室効果ガスの排出量を減らすために、
世界各国がそれぞれ目標を掲げ、
その目標を達成するための取り組みをおこなっています。

日本でも2050年までに温室効果ガスの排出を
実質的にゼロにすることを目指し、
=「2050年カーボンニュートラル」=
さまざまな活動がスタートしています。
もちろん、家づくりにおいても
それ相応の対策をすべきだと思います。

温室効果ガスを
出来るだけ出さないようにするためには、
どのような家づくりをすべきなのか?
について考えていきたいと思います。

住宅の高性能化

二酸化炭素の排出を抑えるために、
断熱性能を高くする。
その分外気の影響を受けにくくなり、
冷暖房によるエネルギー使用を減らすことが出来ます。

令和25年省エネ基準が改正されます。
・地域区分の細分化
・外皮の省エネ性能の見直し
・一次エネルギー消費基準の導入
これからの住宅はますます
省エネルギー化を計っていかなければなりません。

そして、これを大前提とした上で、
SIMPLE NOTEが推奨している考え方が、

出来るだけ家を小さくする

ということです。
家の面積を小さくすることが出来れば、
それに連動して体積も減り、
冷暖房ロスを減らすことが出来るからです。

とはいえ、家をただ小さくしても、
使いやすさや住みやすさを損ねてしまったらダメなので、
いらないところだけを削らなければいけません。

例えば「廊下」です。
ただ通るだけのスペースだし、
廊下があることで空気を遮断して
冷暖房の効果を下げてしまいます。

また、土地にゆとりがあるのに
2階建てにするのも、
廊下が多く出来る原因となるので、
敷地にゆとりがあるなら、
基本的に平屋にすべきです。
重心を低くすることで、
耐震性も高めることができます。

そして、これに加えて、
部屋の広さや部屋の数なども最小化すべきです。
寝室や子供部屋の広さや使い方、
客間が本当に必要なのか等検討すべきですね。

窓と壁のバランス

さらに、窓の数も出来るだけ減らすべきです。
単純に、窓は断熱材が入った壁よりも、
断熱性能が低いので、
窓が減り、逆に壁が増えれば、
さらに耐震性も高くなります。
収納スペースは、窓が減って壁が増えた方が、
より多くの棚を設置することが出来ますね。

もちろん窓の数を減らしたことによって、
家の中が暗くなってしまったり、
風通しが悪くなってしまったのでは、
全く意味がないので、
そうならない工夫も必要です。

(中庭を囲むようにハイサッシを採用し、
壁側に窓を設けなくても、
照明を点けず、これくらい↑の明るさが取れます。
モノトーンでおしゃれですね。)

太陽光発電を設置する

太陽光発電を設置し、
自家発電によって電気をまかなうことも
脱炭素化に向けて、
必要不可欠です。
電気の大半は、
最も二酸化炭素を排出する
火力発電によって創られているからです。

そして、余裕があれば、
蓄電池の設置もおススメです。
創った電気を蓄えておいて夜間や雨の日、
停電時にもその電気を使うことができるからです。

太陽光パネルは、
出来るだけ多く載せることを
推奨しています。

最近は、太陽光発電設備を
初期費用ゼロで設置することも出来ますし、
10年後は電気代が
上がっている可能性が高いため、
電気を買わないようにすることが、
経済的なメリットにつながります。

それゆえ、こういった理由からも、
よりたくさんのパネルを設置することが出来る
平屋をオススメしているというわけなんですね。

いかがですか?

地球温暖化と聞くと、
他人事のように感じてしまうのですが、
台風の発生頻度や風速、
異常気象などの原因となっているため、
安全に暮らしていくことが出来る未来をつくるためには、
1人1人がこの対策をしなくてはいけません。

なので、
環境に配慮した家づくりをすれば、
結果、より経済的で快適な住まいへの後押しとなります。

脱炭素化社会の実現のためには、
住宅の高性能化は避けて通れない問題です。

それでは、、、

 

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